日国友の会

オストラシズム

読者カード 用例 2009年12月25日 公開

2009年12月14日 古書人さん投稿

用例:若し有りとせば、一定日に市民を会し、土製の票(オストラコン)(Ostracon)に各自危険ありと思惟せる人名を書せしめ、六千或は六千以上の票数を得たる人は十年間国外に放逐せらる是をオストラシズム(Ostracism)と云ふ、
『西洋史講義 全』 1904年 幸田成友・坂本健一共述
語釈:〔名〕(英 ostracism)古代ギリシアのアテネで行なわれた僭主(せんしゅ)の出現を防ぐための市民投票。危険人物の名を陶片に記入して秘密投票し、六〇〇〇票を超えた者は一〇年間の国外追放とした。紀元前四八七年初めて施行されたが、のちには政争に悪用された。陶片追放。「貝殻追放」とも訳されていたが、誤訳。オストラキスモス。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、喜多壮一郎『モダン用語辞典』(1930)からの例が添えられていますが、さらに、26年さかのぼることになります。

著書・作品名:西洋史講義 全

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1904年

著者・作者:幸田成友・坂本健一共述

掲載ページなど:48ページ

発行元:歴史及地理講習会