アイコン
読者カード 用例 2016年09月05日 公開
| 用例: | 日本軍の沿海州撤退を転機に極東白系の没落が始まり、瞬く間に白露窮民の無料宿泊所と化したのであるが、一時は堂に溢れた亡命者(エミグラント)達も、やがて日本を一人去り二人去りして、現在(いま)では堂守のラザレフ親娘(おやこ)と聖像(アイコン)を残すのみになってしまった。 |
|---|---|
| 『聖アレキセイ寺院の惨劇(序)』 1933年11月 小栗虫太郎 | |
| 語釈: | 〔名〕(英 icon )(1)「イコン」に同じ。 |
コメント:ないだろうと思い、青空文庫で検索したら、出て来ました。現代なら「イコン」と呼ぶのが普通ですが、昭和初期ではアイコンと呼んだのか、あるいは特異な例なのか。初出誌か初版本(『失楽園殺人事件』)にあたるべきですが、取り急ぎ。
編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。「イコン」とは、「ギリシア正教のキリスト、マリア、聖人などの聖画像」の意味ですね。
著書・作品名:聖アレキセイ寺院の惨劇(序)
媒体形式:その他
刊行年(月日):1933年11月
著者・作者:小栗虫太郎
掲載ページなど:青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/cards/oguri/htmlfiles/seiarekisei.html
発行元:青空文庫。刊行年は初出誌『新青年』のものです
