つうそう【通草】
読者カード 用例 2023年08月13日 公開
| 用例: | 通草 陶景注云菫有細孔両頭相通<略>和名阿介比加都良 |
|---|---|
| 『『本草和名』(「日本古典全集」版) 』 918頃年 | |
| 語釈: | 〔名〕(2)アケビの葉茎の名。アケビの漢名に当てるのは誤用。 |
コメント:「通草」を「あけび(かつら)」に当てるのが正しくないとしても、『本草和名』から『本草綱目啓蒙』に至るまでずっとそのように使われていたのですから、「日本語」として考えた場合、それを「誤用」と呼ぶべきかどうか、一寸考えさせられないでもありません。また、「葉茎」であるか、その植物であるか、そこまでこだわる必要があるのでしょうか。「朝鮮ニンジン」と言った場合、薬物という点ではその根であり、植物としてはその植物全体なのではないでしょうか?
編集部:第2版では、『大和本草』(1709)からの例が早いのですが、語形に問題を残さなければ実に791年さかのぼることになります。語釈については、『大和本草』『薬品手引草』の記述によっていますね。
著書・作品名:『本草和名』(「日本古典全集」版)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):918頃年
著者・作者:
掲載ページなど:29ウ
発行元:
