かつあげ【喝上】
読者カード 用例 2002年09月17日 公開
| 用例: | 俺はケチな強盗(たたき)や恐喝(カツアゲ)にはあきあきした。 |
|---|---|
| 『探偵事務所23』 1962年 大藪春彦 | |
| 語釈: | 〔名〕恐喝して金銭などを巻き上げることをいう、盗人・不良仲間の隠語。 |
コメント:第二版の野坂昭如の用例より古い用例です。「強盗」には「たたき」、「恐喝」には「かつあげ」とルビがあります。
編集部:第2版では、野坂「焼け跡闇市派宣言」(1969)の実例で表記は「カツアゲ」。この例は遡ること7年で、しかも「恐喝」を「カツアゲ」と読ませているところがありがたいですね。実例は示されていないものの「隠語全集」(1952)の典拠も示されているので、さらに遡る可能性はありますが、貴重な例だと思います。
著書・作品名:探偵事務所23
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1962年
著者・作者:大藪春彦
掲載ページなど:29ページ
発行元:新潮社
