日国友の会

ひなづる【雛鶴】

読者カード 用例 2026年09月19日 公開

2026年09月09日 sugiken4さん投稿

用例:舌も廻らぬ一声も、育ち隠れぬ雛鶴の、素性露れ愛らしき〔三〕
『碁太平記白石噺』 1780年 紀上太郎、烏亭焉馬、容楊黛
語釈:〔名〕(2)将軍家や諸大名など、身分の高い家の姫君をいう。

コメント:語釈には「将軍家や諸大名など、身分の高い家の姫君をいう。」とあるが、用例では男子(石堂小太郎)を指している。

編集部:第2版では、雑俳『柳多留‐一〇二』(1828)の例が添えられていますが、さらに、48年さかのぼります。ただし、義太夫や浄瑠璃では、高貴な血筋の若君や御曹司の象徴とされることもあるので、語釈を工夫する必要がありますね。

著書・作品名:碁太平記白石噺

媒体形式:その他

刊行年(月日):1780年

著者・作者:紀上太郎、烏亭焉馬、容楊黛

掲載ページなど:480ページ本文8行目〔『新編日本古典文学全集77 浄瑠璃集』、2008〕

発行元:小学館