日国友の会

おおぜり【大芹】

読者カード 用例 2026年10月05日 公開

2026年08月30日 makuneさん投稿

用例:草木のもへはたち〈略〉嫩芽嫩葉のゆびきほしたるは草も木も大かたは毒なしと云然といへどもどくだみとりかぶと大せり鬼(おに)せりなどいふたぐひは必のぞくべし〔干かて數年を經て變らぬ物〕
『かてもの』 1802年 莅戸善政・中条至資 編
語釈:〔名〕(2)植物「どくぜり(毒芹)」の異名。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『重訂本草綱目啓蒙』(1847)の例が早いのですが、さらに、45年さかのぼります。ちなみに、「毒芹」の語釈は、「セリ科の多年草。北海道、本州、九州の湿地に生える。高さ約一メートル。早春、地下茎が肥大して筍状となる。葉は二~三回羽状複葉、後羽片は長さ約五センチメートル、幅約一・五センチメートル。六~八月総苞のない散形花序を作り、約二〇個の花序の枝ごとに一〇個内外の白い小花をつける。激毒成分を含み、食べると死ぬことがある。地下茎は万年竹・延命竹などといい盆栽にする。漢名、野芹菜花。おおぜり。はなわらび。学名はCicuta virosa《季・春》」となっています。

著書・作品名:かてもの

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1802年

著者・作者:莅戸善政・中条至資 編

掲載ページなど:24ページ3行目〔『救荒食糧かてもの』、1944年4月25日発行〕

発行元:泉書房