日国友の会

うばのち【姥乳】

読者カード 項目 2026年09月23日 公開

2026年08月30日 makuneさん投稿

用例:うばのち〈うつぼくさとも云〉 わか葉を灰水にてよくゆで水に二宿ほど漬置て食ふ又かて物とす
『かてもの』 1802年 莅戸善政・中条至資 編
語釈:植物「うつぼぐさ(靫草)」に同じ。

コメント:用例がなかったので。

編集部:第2版では、「うばのちち」の語形で方言項目になっていますが、要検討ですね。ちなみに、「靫草」の語釈は「シソ科の多年草。各地の山野や道ばたの日当たりのよい草地に生える。高さ一〇~三〇センチメートル。茎は角柱形で全体に白い粗毛がある。葉は長さ二~五センチメートルの長楕円形で対生する。六~八月に紫色の唇形の小花が密集し、長さ五センチメートル内外の穂となって、茎頂に咲く。花後に枯れて黒っぽくなった花の穂を煎じて利尿剤とする。茎、葉は眼病、リンパ腺のはれなどに効くという。漢名、夏枯草。ひぐらし。学名はPrunella vulgaris ssp. asiatica 《季・夏》」となっています。

著書・作品名:かてもの

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1802年

著者・作者:莅戸善政・中条至資 編

掲載ページなど:13ページ5行目〔『救荒食糧かてもの』、1944年4月25日発行〕

発行元:泉書房