日国友の会

ゆうれいばな【幽霊花】

読者カード 用例 2026年09月08日 公開

2026年07月23日 とねさん投稿

用例:柳の下へは幽靈花(ユウレイハナ)を立せ鬼針(ぬすひとぐさ)へは竹々椎(たけたけしゐ)を添(そひ)て植(うゆ)ると言ふ評判を聞(きゝ)ました〔雜報〕
『團團珍聞(第9号)』 1877年5月19日
語釈:〔名〕植物「ひがんばな(彼岸花)」の異名。《季・秋》

コメント:投稿例より遡りはしませんがとりあえず。

編集部:2006年9月11日付けで、nanyakayaさんに、『本草綱目啓蒙』(初版、1803)の例をご紹介いただいています。ちなみい、「彼岸花」の語釈は「ヒガンバナ科の多年草。中国原産といわれ、古く日本に渡来し、本州以西の各地の土手、路傍、墓地などの人家の近くに生え、また、まれに栽培もされる。高さ三〇~五〇センチメートル。地中にラッキョウに似た鱗茎があり外皮は黒い。秋、葉に先だって花茎が伸び、頂に六個の花被片をもつ赤い花が数個輪生状に集まって咲く。花被片は長さ約四センチメートルの披針形で外側に巻き縁がちぢれている。花後、鱗茎から線形の厚い葉を叢生する。古くは救荒作物の一つとされていた。全草に有毒成分を含むが、煎汁を腫れもの・疥癬(かいせん)などに塗ると効果がある。漢名、石蒜。まんじゅしゃげ。しびとばな。てんがいばな。ゆうれいばな。すてごばな。はみずはなみず。学名はLycoris radiata 《季・秋》」となっています。

著書・作品名:團團珍聞(第9号)

媒体形式:新聞・広報・官報

刊行年(月日):1877年5月19日

著者・作者:

掲載ページなど:ページ番号なし(国立国会図書館デジタルコレクション3コマ左頁下段行目)

発行元:団々社