日国友の会

うちぼう【打棒】

読者カード 用例 2026年08月12日 公開

2026年07月12日 makuneさん投稿

用例:追々敵は大勢入替リ々々責ければ勢力疲れ踣(たをれ)臥すを下僕共起こしも立てず打棒に死するを見て女中共は怖れ惴(をめ)き近邊の百姓屋え迯去りける。〔上之卷・上野丹波連〈二〉行廣長之妻子を綾織村え〈一〉事〕
『阿曾沼興廃記』 1716-36頃年 宇夫方広隆
語釈:〔名〕打擲(ちょうちゃく)するための棒。特に、容疑者または罪人を責めたたく棒。

コメント:第二版の用例より古い。

編集部:第2版では、歌舞伎『芽出柳緑翠松前』(1883)から確例が添えられています。「だぼう」「ぶちぼう」とも読めるので確例の欲しいところではあります。

著書・作品名:阿曾沼興廃記

媒体形式:その他

刊行年(月日):1716-36頃年

著者・作者:宇夫方広隆

掲載ページなど:30ページ5行目〔『南部叢書 第三冊』、1928年5月15日発行〕

発行元:南部叢書刊行会