日国友の会

あたくし【私】

読者カード 用例 2026年05月10日 公開

2026年05月04日 朝比奈さん投稿

用例:……あたくしどももあの娘には、大分無理な算段をしてお金を掛けたもんですから〔四〕
『饒太郎』 1914年 谷崎潤一郎
語釈:〔代名〕(「わたくし」の変化した語)自称。主として女性が用いる。

コメント:末尾に「大正三、八、廿、作」とある。第二版の用例より早い。

編集部:第2版では、里見弴『多情仏心』(1922-23)の例が早いのですが、9年さかのぼることになります。

著書・作品名:饒太郎

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1914年

著者・作者:谷崎潤一郎

掲載ページなど:198ページ4行目「神童 (近代傑作叢書 ; 第1編)」

発行元:須原啓興社