日国友の会

きりび【切火・鑽火】

読者カード 用例 2026年06月28日 公開

2026年04月14日 makuneさん投稿

用例:常火を切火(キリビ)と申す事、上の説により侍る中に、開基以来冬峯ノ儀式、毎年大晦日より験競(げんくらべ)幷びに柴燈護摩大松明の雌雄を決する時、新火を鑽革(きりあらた)め、勝火は年中行事の祈願に用ひ、三山参詣の行者これを用ふ。〔巻下〕
『三山雅集』 1710年 東水
語釈:〔名〕(2)神前の灯火に点火したり、出立の際などの無事を祈るために打ちかけたりする清めの火。

コメント:第二版の用例より古い。

編集部:第2版では、洒落本『福神粋語録』(1786)の例が早いのですが、さらに、76年さかのぼります。

著書・作品名:三山雅集

媒体形式:その他

刊行年(月日):1710年

著者・作者:東水

掲載ページなど:140ページ上段12行目〔『日本名所風俗図会 1 奥州・北陸の巻』、1987年7月10日発行〕

発行元:角川書店