くるわせる【狂】
読者カード 用例 2026年06月03日 公開
| 用例: | 手負猪ならではのられず。はしり行猪を追かけては乘る事能わず。手負になれば人をすくわんと迎ひ來て少しためろふ時。後ろむきにと飛のりて。しり尾にとり付て只落ぬ樣に斗して。しばらく猪の行まゝに成て狂わすればいつかはよわるなり。其時あしばよろしき所を見て差通せば仕留るなり。〔卷の五〕 |
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| 『むかしばなし』 1812年 只野真葛 | |
| 語釈: | 〔他サ下一〕[文]くるは・す〔他サ下二〕「くるう」の他動詞形。(2)精神に異常をきたしたような激しい動作をさせる。激しく舞わせる。くるわす。 |
コメント:用例がなかったので。
編集部:「狂わす」〔他サ五(四)〕の例としてご紹介いただきましたが、文中は「狂わすれば」と已然形が「すれ」と活用しているので、これは〔他サ下二〕の活用形の例ということになります。
著書・作品名:むかしばなし
媒体形式:その他
刊行年(月日):1812年
著者・作者:只野真葛
掲載ページなど:373ページ上段7行目〔『仙台叢書 第九巻』、1972年3月20日発行〕
発行元:宝文堂
