どうかこうか
読者カード 用例 2026年05月29日 公開
| 用例: | 是でどふしてこふしてと胸ざんようしてかへる時。兩國ですりに取られましたから。死ぬより外の事なしと覺悟した時。外のすりが來て金をくれて助けてくれました。半金にもたらぬほどなれど。どふかこふか夫であめやもだしましたが。夫から仕合が直り此通りにくらして居ますも。たすけられたすりの蔭。〔卷の五〕 |
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| 『むかしばなし』 1812年 只野真葛 | |
| 語釈: | (2)「どうか(2)」を強めたいい方。 |
コメント:第二版の用例より古い。
編集部:第2版では、人情本『閑情末摘花』(1939-41)の例が早いのですが、さらに、29年さかのぼることになります。ちなみに、「どうか(2)」の語釈は「一つの事柄が理想的な姿でないながらも、まがりなりに成立する、という気持を表わす。何とか。どうにか。」となっています。
著書・作品名:むかしばなし
媒体形式:その他
刊行年(月日):1812年
著者・作者:只野真葛
掲載ページなど:362ページ下段10行目〔『仙台叢書 第九巻』、1972年3月20日発行〕
発行元:宝文堂
