なげだす【投出】
読者カード 用例 2026年05月29日 公開
| 用例: | 其そばへ行て云は一寸見受た所が。たしかに金につまりて死心と見えるがどこの人かはしらねど。いとほしき事なり。私が懷に十兩かねが有から。是をかしませうから。どふぞ死なぬ工面せられよといひしを。餘りおもかけぬ事にて。がてんゆかぬ顏して居し内。舟がつきし故。なげだして船にのりしとぞ。〔卷の五〕 |
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| 『むかしばなし』 1812年 只野真葛 | |
| 語釈: | 〔他サ五(四)〕(3)命、財産、権利などを惜しげもなく差し出す。 |
コメント:第二版の用例より古い。
編集部:第2版では、木下尚江『良人の自白』(1904-06)の例が早いのですが、さらに、94年さかのぼります。
著書・作品名:むかしばなし
媒体形式:その他
刊行年(月日):1812年
著者・作者:只野真葛
掲載ページなど:361ページ上段8行目〔『仙台叢書 第九巻』、1972年3月20日発行〕
発行元:宝文堂
