日国友の会

うきばり【浮張】

読者カード 語釈 2026年05月24日 公開

2026年03月15日 makuneさん投稿

用例:一鐵烟管 古へより鐵張の製あり。ニ三十年前より府下にて。河骨浮張の烟管を製し出せり。惣鐵にて無筋竹を不ㇾ用。能々鐵を鍛ひ薄く張る故。水に入て浮ふ仍て爾云り。
『封内土産考』 1798年 里見藤右衛門
語釈:「うきばりキセル(浮張煙管)」の略。

コメント:語釈がなかったので。

編集部:第2版では、この用法に触れていませんね。ちなみに、「浮張煙管」の語釈は「江戸時代、明和(一七六四~七二)頃から仙台でつくり出した、名物の総鉄張りのキセル。鉄をよく鍛え薄く張ってあるもので、竹を用いていないが水に入れても浮かぶところから、この名があるという。仙台ギセル」となっています。

著書・作品名:封内土産考

媒体形式:その他

刊行年(月日):1798年

著者・作者:里見藤右衛門

掲載ページなど:440ページ上段後ろから6行目〔『仙台叢書 第三巻』、1971年9月20日発行〕

発行元:宝文堂