日国友の会

ばしょうけおい【場所請負】

読者カード 項目 2026年04月29日 公開

2026年02月08日 makuneさん投稿

用例:扨其場所を松前の町人ども、其地頭々々に願ひ出で、蝦夷土人を介抱いたしき旨を訴訟す。運上金の多少をえらみて許容あり、是を場所請負といふ。〔凡例十五則〕
『蝦夷草紙』 1790年 最上徳内
語釈:松前 (まつまえ) 藩において藩主や藩士が、運上金の納入を条件に、蝦夷 (えぞ) 地の交易権を商人に委託し、経営を請け負わせた制度。「場所」はアイヌ交易の地の意味である。農業を基盤にできない松前藩では、知行 (ちぎょう) の内容はこの交易の利であった。藩主も、家臣である知行主も商船を「場所」に派遣し、その地のアイヌと交易を行ったが、蝦夷地の不漁などにより経営に困難が生ずると、交易権を商人に委託し、知行主は一定の運上金を受け取るようになっていった。〔『ニッポニカ』@JapanKnowledge〕

コメント:項目がなかったので。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:蝦夷草紙

媒体形式:その他

刊行年(月日):1790年

著者・作者:最上徳内

掲載ページなど:313ページ5行目〔『北門叢書 第一冊』、1972年4月5日発行〕

発行元:国書刊行会