日国友の会

しゃりかに【蝲蛄】

読者カード 用例 2026年04月24日 公開

2026年01月12日 makuneさん投稿

用例:玉蟹(タピシヅンベコルベ、松前の俗シヤリカニと云、紅毛人持來るヲクルカンキリ也。)〔貞之卷・雜説〕
『蝦夷拾遺』 1786年 佐藤玄六郎
語釈:〔名〕(「しさりかに」の転か?)「ざりがに(蝲蛄)」に同じ。

コメント:取り敢えず。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「ざりがに」の語釈は「甲殻類十脚目ザリガニ科のエビ。日本の特産種で、北海道・東北地方の谷川や水田などの石の下や穴の中にすむ。体長約六センチメートル。体は堅い外骨でおおわれ、頭胸甲は円筒形で先端は三角状に突き出る。カニのような大きな鋏肢(はさみあし)がある。卵は雌の腹部に付着したまま発生が進み、成体に近い形で孵化(ふか)し、そのまましばらくの間、親の腹部で保護される。肺吸虫(肺臓ジストマ)の中間宿主だが、焼いて食べる地方もある。胃の両側にあるカルシウムの塊の胃石は「オクリカンキリ」と呼ばれ、昔は眼病の薬や利尿剤とされた。和名は「いざりがに」の訛という。さるがに。えびがに。学名はCambaroides japonicus」となっています。

著書・作品名:蝦夷拾遺

媒体形式:その他

刊行年(月日):1786年

著者・作者:佐藤玄六郎

掲載ページなど:285ページ10行目〔『北門叢書 第一冊』、1972年4月5日発行〕

発行元:国書刊行会