日国友の会

せたない【瀬棚】

読者カード 項目 2026年04月14日 公開

2026年01月01日 makuneさん投稿

用例:右の所より「クンヌイ」並蝦夷「セタナヒ」と申所と兩方へ川流出る。〔附錄・蝦夷地に東西の區別ある事〕
『赤蝦夷風説考』 1783年 工藤平助
語釈:北海道せたな町にある地名。古くはセタナイ・せた内・瀬田内・勢多内とも書いた。檜山地方北西部、狩場山南西麓、後志利別川、および馬場川流域。地名はアイヌ語にちなみ,「夷語セタナイとは則犬の沢と訳す。扨セタとは犬の事,ナイは沢の事なれども,此故事未分といふ」という説(蝦夷地名考并里程記)や,セタルペシュベナイ(犬路川の意)が縮まったとする説(北海道蝦夷語地名解)がある。また,松浦武四郎「再航蝦夷日誌」には,「セタナイ。訳而犬の沢と云か。むかし此処に而犬を夷人が海ニ沈めしより号(く)」と見える。〔cf.『新版角川日本地名大辞典』@JapanKnowledge〕

コメント:項目がなかったので。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:赤蝦夷風説考

媒体形式:その他

刊行年(月日):1783年

著者・作者:工藤平助

掲載ページなど:224ページ後ろから4行目〔『北門叢書 第一冊』、1972年4月5日発行〕

発行元:国書刊行会