日国友の会

ものふじゆう【物不自由】

読者カード 用例 2026年03月25日 公開

2025年12月26日 makuneさん投稿

用例:濱町のかり宅の近所に春海親類有し故。そこにかゝりて有しが。餘りもの不自由のてい故。昔父の代にさる大名に用金多くいたせしを返濟なかりし故。ひとつは家もつぶれし事と。段々申たて〔卷の四〕
『むかしばなし』 1812年 只野真葛
語釈:〔名〕(形動)(「もの」は接頭語)何となく不自由なこと。また、そのさま。

コメント:第二版の用例より古い。

編集部:第2版では、人情本『花筐』(1841)の例が早いのですが、さらに、29年さかのぼります。

著書・作品名:むかしばなし

媒体形式:その他

刊行年(月日):1812年

著者・作者:只野真葛

掲載ページなど:344ページ下段後ろから7行目〔『仙台叢書 第九巻』、1972年3月20日発行〕

発行元:宝文堂