日国友の会

やのねごろう【鏃五郎・矢の根五郎】

読者カード 用例 2026年03月25日 公開

2025年12月26日 makuneさん投稿

用例:芝居見られぬは潔し。いで左樣ならば。矢の根五郎のせりだし。上せうしの物のにらみを見せ申べしとて。其形をして見せしに。〔卷の四〕
『むかしばなし』 1812年 只野真葛
語釈:「やのね(矢根)【二】〔一〕」の別称。

コメント:用例がなかったので。

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。ちなみに、「やのね【二】〔一〕」の語釈は「歌舞伎脚本。時代物。一幕。享保一四年(一七二九)江戸中村座で、「扇恵方曾我(すえひろえほうそが)」中の一場面として二世市川団十郎が初演。のち、七世団十郎によって歌舞伎十八番の一つに加えられた。曾我五郎が矢の根をといだあとうたたねをし、夢の中で兄十郎が和田の酒盛で危難にあっていることを知り、それを救いに工藤の館に向かう。原拠は幸若や土佐節の浄瑠璃「和田酒盛」。鏃(やのね=矢の根)五郎」となっています。

著書・作品名:むかしばなし

媒体形式:その他

刊行年(月日):1812年

著者・作者:只野真葛

掲載ページなど:341ページ上段2行目〔『仙台叢書 第九巻』、1972年3月20日発行〕

発行元:宝文堂