わたしども【私共】
読者カード 用例 2026年03月25日 公開
| 用例: | 老人曰。わたし共も海の上を渡世にしてゐるものだけれども。きみの惡い事に逢しは。久敷あとの事成しが。〔卷の四〕 |
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| 『むかしばなし』 1812年 只野真葛 | |
| 語釈: | 〔代名〕自称。「わたくしども(私共)」のくだけた言い方。 |
コメント:第二版の用例より古い。
編集部:第2版では、福沢諭吉『福翁自伝』(1899)の例が添えられていますが、さらに、87年さかのぼります。ちなみに、「わたくしども」の語釈は「(「ども」は接尾語)自称。単数・複数にかかわらず用いる。自分、または自分の家族・仲間などをへりくだっていう語で、わたくしのような価値の低い者といった気持を表現する。てまえども」となっています。
著書・作品名:むかしばなし
媒体形式:その他
刊行年(月日):1812年
著者・作者:只野真葛
掲載ページなど:336ページ下段後ろから8行目〔『仙台叢書 第九巻』、1972年3月20日発行〕
発行元:宝文堂
