日国友の会

どんぞこ【─底】

読者カード 用例 2026年02月03日 公開

2025年11月10日 makuneさん投稿

用例:そんなふうにしてもう魂だか石塊だかわからなくなつてゐた私の中に、時時思ひ出の小さい天使が飛んで来て私を冷まして呉れなからうものなら、私はあのタンタレスのやうに、水を求めて、水を求めて、焦熱地獄のどん底まで行つてもう決して、浮び上ることは能きなかつたでせう。〔四三〕
『山梔』 1926年 野溝七生子
語釈:【一】〔名〕(「どん」は接頭語)(1)最も底。一番の底。

コメント:既投稿例より古い。

編集部:2019年1月6日付けで、古書人さんに『ダイヤモンド』(第37巻第9号、1949.03.21)の例をご紹介いただいていますが、さらに、23年さかのぼります。

著書・作品名:山梔

媒体形式:その他

刊行年(月日):1926年

著者・作者:野溝七生子

掲載ページなど:219ページ下段2行目〔『野溝七生子作品集』、1983年12月10日発行〕

発行元:立風書房