日国友の会

じゅなんしゃ【受難者】

読者カード 用例 2026年01月29日 公開

2025年11月10日 makuneさん投稿

用例:阿字子は、それ等のことの為に見捨てられ、そむかれ、踏躪られて行つたこの老年の魂の前に彼もまた、受難者であるだらう尊敬と、悼みを感じることなしには、跪まづくことは出来なかつたのである。〔三二〕
『梔子』 1926年 野溝七生子
語釈:〔名〕苦難を受ける人。

コメント:第二版の用例より古い。

編集部:第2版では、太宰治『思ひ出』(1933)の例が早いのですが、さらに、7年さかのぼります。

著書・作品名:梔子

媒体形式:その他

刊行年(月日):1926年

著者・作者:野溝七生子

掲載ページなど:177ページ下段6行目〔『野溝七生子作品集』、1983年12月10日発行〕

発行元:立風書房