日国友の会

みつめかえす【見詰返】

読者カード 用例 2026年01月29日 公開

2025年11月10日 makuneさん投稿

用例:その眼の語つてゐる言葉を見た時、阿字子は、うなづくやうに、首を傾けて、そして、「皆、皆行つちやうのね。」と寂しい顔をして、姉の眼を凝視(みつ)め返した。〔三二〕
『梔子』 1926年 野溝七生子
語釈:〔他サ五(四)〕見つめられた相手に答えるように、こちらからも相手を見つめる。

コメント:第二版の用例より古い。

編集部:第2版では、石坂洋次郎『若い人』(1933-37)の例が早いのですが、さらに、11年さかのぼることになります。

著書・作品名:梔子

媒体形式:その他

刊行年(月日):1926年

著者・作者:野溝七生子

掲載ページなど:175ページ下段6行目〔『野溝七生子作品集』、1983年12月10日発行〕

発行元:立風書房