日国友の会

ひきずる【引摺】

読者カード 用例 2026年01月29日 公開

2025年11月10日 makuneさん投稿

用例:阿字子の為の地獄であつた過去一年のそれよりも恐ろしい永い月日が、黒いリボンのやうにねぢれて、歪んで、彼女の前途を引きずつて行くであらうことを。〔三一〕
『山梔』 1926年 野溝七生子
語釈:【一】〔他ラ五(四)〕(6)望んでいないものを不本意ながら持ち続ける。また、望んでいないものを伴って来る。

コメント:第二版の用例より古い。

編集部:第2版では、石川淳『普賢』(1936)の例が早いのですが、さらに、10年さかのぼります。

著書・作品名:山梔

媒体形式:その他

刊行年(月日):1926年

著者・作者:野溝七生子

掲載ページなど:160ページ上段後ろから5行目〔『野溝七生子作品集』、1983年12月10日発行〕

発行元:立風書房