日国友の会

きい

読者カード 用例 2026年01月29日 公開

2025年11月10日 makuneさん投稿

用例:「緑さんはずゐぶん変つてね。阿字子は、何だか物足りない気がしたの。緑さんが来るかも知れないと思つてね、阿字子は、きいつつて、飛びつかうと思つてゐたことよ。」「お猿みたい。」緑は、さう云つて、寂しく一寸笑つた。〔二四〕
『山梔』 1926年 野溝七生子
語釈:〔副〕(多く「と」を伴って用いる)(1)堅い物がすれ合って立てる甲(かん)高い音。きしる音、また、きしるような声を表わす語。

コメント:第二版の用例より古い。

編集部:第2版では、多胡羊歯の童謡『くらら咲くころ』(1927)の例が添えられていますが、1年さかのぼります。

著書・作品名:山梔

媒体形式:その他

刊行年(月日):1926年

著者・作者:野溝七生子

掲載ページなど:116ページ上段15行目〔『野溝七生子作品集』、1983年12月10日発行〕

発行元:立風書房