日国友の会

もん【物】

読者カード 用例 2026年01月24日 公開

2025年11月10日 makuneさん投稿

用例:「それだと、阿字子は、もう大人なんぞにはなりません。」「なるもんぢやありません。大人なんてろくでもないものですからね。〔一四〕
『山梔』 1926年 野溝七生子
語釈:【一】〔名〕「もの(物)【一】」の変化した語。(2)他の語句を受けて、それを一つの概念として体言化する形式名詞。そのような事態・事情・意図などの意を表わす。→もんか・もんだ・もんだから・もんで・もんなら。「世の中はそういうもんと思ってあきらめろ」

コメント:第二版の用例より古い。

編集部:第2版では、薄田泣菫『茶話』(1915-30)の例が早いのですが、さらに、4年さかのぼることになります。

著書・作品名:山梔

媒体形式:その他

刊行年(月日):1926年

著者・作者:野溝七生子

掲載ページなど:64ージ上段後ろから5行目〔『野溝七生子作品集』、1983年12月10日発行〕

発行元:立風書房