もん【物】
読者カード 用例 2026年01月24日 公開
| 用例: | 「それだと、阿字子は、もう大人なんぞにはなりません。」「なるもんぢやありません。大人なんてろくでもないものですからね。〔一四〕 |
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| 『山梔』 1926年 野溝七生子 | |
| 語釈: | 【一】〔名〕「もの(物)【一】」の変化した語。(2)他の語句を受けて、それを一つの概念として体言化する形式名詞。そのような事態・事情・意図などの意を表わす。→もんか・もんだ・もんだから・もんで・もんなら。「世の中はそういうもんと思ってあきらめろ」 |
コメント:第二版の用例より古い。
編集部:第2版では、薄田泣菫『茶話』(1915-30)の例が早いのですが、さらに、4年さかのぼることになります。
著書・作品名:山梔
媒体形式:その他
刊行年(月日):1926年
著者・作者:野溝七生子
掲載ページなど:64ージ上段後ろから5行目〔『野溝七生子作品集』、1983年12月10日発行〕
発行元:立風書房
