なあに【何】
読者カード 用例 2026年01月19日 公開
| 用例: | 「阿字子は、お見送りをしないんですか。」「なあに?」「阿字ちやん。さよならよ。また伺へますやうに、母さまにお願ひして下さいな。」〔七〕 |
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| 『山梔』 1926年 野溝七生子 | |
| 語釈: | (「なに(何)」の変化したもの)【一】〔代名〕「なに(何)【一】(1)」に同じ。 |
コメント:第二版の用例より古い。
編集部:第2版では、岸田国士『沢氏の二人娘』(1935)の例が添えられていますが、さらに、9年さかのぼります。ちなみに、「なに【一】(1)」の語釈は「特定の事物を、実体や内容の不明な、または、未定なものとしてさす。疑問表現に用い、応答の場合は感動詞にも近づく。どういうもの。どういうこと」となっています。
著書・作品名:山梔
媒体形式:その他
刊行年(月日):1926年
著者・作者:野溝七生子
掲載ページなど:34ページ下段後ろから9行目〔『野溝七生子作品集』、1983年12月10日発行〕
発行元:立風書房
