日国友の会

いだす【出】

読者カード 用例 2026年01月14日 公開

2025年10月26日 makuneさん投稿

用例:六ツの年ぬす人とらへしことよりして。尾張町藥みせ出しことなど。はきとおぼへたり。〔卷の二〕
『むかしばなし』 1812年 只野真葛
語釈:〔他サ四〕〔一〕(ある限られた所、外から見えない所などから)人目にたつ所、表立った所などに現われるようにしむける。だす。(2)(今まで見えなかったもの、なかったものなどを)外に現わす。(ホ)表立った所に登場させる。文章などを発表する。掲載する。また、出版する。

コメント:「店を営業し始める」例では第二版より古い。

編集部:坪内逍遥『小説神髄』(1885-86)の例よりも74年さかのぼることになります。なお、できればこのブランチはさらに細分化して、「表立ったところに登場させる。店などを出す」の意と「文章などを発表する。掲載する。また、出版する」の意に分けた方がわかりやすいですね。

著書・作品名:むかしばなし

媒体形式:その他

刊行年(月日):1812年

著者・作者:只野真葛

掲載ページなど:291ページ下段8行目〔『仙台叢書 第九巻』、1972年3月20日発行〕

発行元:宝文堂