らんしんもの【乱心者】
読者カード 用例 2026年01月04日 公開
| 用例: | 一度は若年の時分亂心ものぬき身をさげてくらにこもりしを。取手にたのまれしこと有し。〔卷の一〕 |
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| 『むかしばなし』 1812年 只野真葛 | |
| 語釈: | 〔名〕「らんしんしゃ(乱心者)」に同じ。 |
コメント:第二版の用例より古い。
編集部:第2版では、小川為治『開化問答』(1874-75)の例が早いのですが、63年さかのぼることになります。ちなみに、「らんしんしゃ」の語釈は「(1)心の乱れ狂った者。常軌を逸して分別をなくした者。らんしんもの」「(2)江戸時代の刑法で用いた語。心が狂い心神喪失の状態になった者。この者に対しては、刑を減ずることがあった。らんしんもの」となっています。
著書・作品名:むかしばなし
媒体形式:その他
刊行年(月日):1812年
著者・作者:只野真葛
掲載ページなど:275ページ上段7行目〔『仙台叢書 第九巻』、1972年3月20日発行〕
発行元:宝文堂
