かいおい【貝覆】
読者カード 用例 2025年12月25日 公開
| 用例: | 夜に入て。むだ書とて文のぶんこしらへて書。其外はかいおひ・歌せんたけ・きさごはぢきなどなり。いづれもおもしろからず。氣斗つまることなり。〔卷の一〕 |
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| 『むかしばなし』 1812年 只野真葛 | |
| 語釈: | 〔名〕(「かいおおい(貝覆)」の変化した語)「かいあわせ(貝合)(2)」に同じ。 |
コメント:辞書例しかなかったので。
編集部:第2版では、『運歩色葉集』(1548)の例が添えられています。ちなみに、「貝合わせ(2)」の語釈は「平安末期から行なわれた遊び。三六〇個のハマグリを数人に分配し、各自がその貝殻を左貝、右貝の両片に分けたうえ、右貝を地貝(じがい)としてすべて出して並べる。その中央を空所にしておき、それぞれの持った左貝を出貝(だしがい)としてその空所に順次出し、対(つい)になった両片を数多く選び合わせたものを勝ちとする。後世、合わせやすいように貝の内側に左右同じ趣向の絵、または和歌の上の句と下の句を分けて書いたりした。貝おい。貝おおい」となっています。
著書・作品名:むかしばなし
媒体形式:その他
刊行年(月日):1812年
著者・作者:只野真葛
掲載ページなど:257ページ下段2行目〔『仙台叢書 第九巻』、1972年3月20日発行〕
発行元:宝文堂
