日国友の会

つづらふじか【葛藤科】

読者カード 用例 2026年10月01日 公開

2025年09月21日 ぽんちさん投稿

用例:防己(ツヅラフヂ)科 メニスペルマシー ムーンシード〔植物生理学・自然分化・双子葉類〕
『百科全書(第2冊)』 1880年9月 片山淳吉・中村寛栗(訳)
語釈:〔名〕双子葉植物の科名。世界に六五属約三五〇種があり、暖帯を中心に分布する。多くはつる性で他の植物にからみつく低木草本、または高木。葉はふつう互生し托葉がなく、葉腋に側芽がある。花は雌雄異株または単性でふつうは放射相称、総状花序か、よく分枝した集散花序となって咲く。ふつう、萼片六、花弁六、雄ずい六、子房は上位で三個の心皮からなるが、しばしば萼と雄ずいは六個以上になり、また、多数の雄ずいを離生するもの、それぞれが合生して束になるものがあり、心皮も一個に減少したものから、三二個になるものがある。雌雄異株の場合には雌花には退化雄ずいがあるものやこれを全く欠くものがある。胚珠は一心皮当たり二個作られるが、後に一個は退化する。果実は石果様で、ふつう弓なりに生長し、中に胚乳があるか、時にない。根は苦く、薬用に使う場合がある。日本にはこの仲間が五属自生する。アオツヅラ科。学名はMenispermaceae

コメント:2版には例がないので。「防己」の読みの確例でもあります。

編集部:2025年06月29日付けで、makuneさんに、『宮城縣史蹟名勝天然紀念物調査報吿 第七輯』(1932)の例をご紹介いただいていますが、さらに、52年さかのぼります。

著書・作品名:百科全書(第2冊)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1880年9月

著者・作者:片山淳吉・中村寛栗(訳)

掲載ページなど:58ページ7行目

発行元:有隣堂