日国友の会

かみいちだん【上一段】

読者カード 用例 2025年11月10日 公開

2025年08月31日 makuneさん投稿

用例:(著)き、き、きる、きる、きれ。(か行上一段(カミイチダン))〔文法の話〈秋吉豊洲〉〕
『少女界(第五卷第五號)』 1906年5月1日
語釈:〔名〕「かみいちだんかつよう(上一段活用)」の略。

コメント:用例がなかったので。

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。ちなみに、「上一段活用」の語釈は「動詞活用の型の一つ。文語では「着る・似る・見る」など、口語ではそのほか「起きる・落ちる・浴びる」などの活用をいう。未然・連用形が一音節でイ段、または未然・連用形の末の一音節がイ段で、他の活用形はこれに「る・れ・よ(ろ)」を添えた形。五十音図のイ段だけに活用するので、エ段だけに活用する下一段に対していう。文語でこの活用をもつものは二十余で、未然・連用形が一音節の語か、これを含んだ複合語である。口語では、文語上一段の動詞のほか、文語で上二段であった動詞もその大部分が含まれる。上二段の上一段化は鎌倉時代頃に始まり、近世後期に江戸語で一般的になる。そのほかサ変動詞のうちザ行の「感ず」「信ず」なども、「感じる」「信じる」のように上一段化した形が広まった」となっています。

著書・作品名:少女界(第五卷第五號)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1906年5月1日

著者・作者:

掲載ページなど:58ページ上段2行目

発行元:金港堂書籍