じのさたもない【字の沙汰も無い】
読者カード 項目 2025年09月07日 公開
| 用例: | 保元、平治ノ比(ころ)ハ、吾朝ニハキリシタンの「キ」ノ字ノ沙汰モナク、仏法神道殊ニ盛ナリシカドモ〔下〕 |
|---|---|
| 『妙貞問答』 1605年 | |
| 語釈: | (ある語Xについてその語の冒頭の文字Yを繰り返して「Yの字の沙汰もない」あるいは「Yの字もない」の形で用いる)ある語について、その語を構成する文字に一つも触れない。また、その語が表すことがらについて全く関係がない。字も無い。 |
コメント:1605年。
編集部:このようなタイプの慣用句についてもてとりあげたいところですね。表記の語形だと、「字」の子見出しということになりますが、「の字の沙汰も無い」あるいは「の字も無い」という形でとりあげるならば、格助詞「の」の子見出しということになりますね。
著書・作品名:妙貞問答
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1605年
著者・作者:
掲載ページなど:68ページ2行目〔正宗敦夫編『妙貞問答・破提宇子・顕偽録』、1930〕
発行元:日本古典全集刊行会
