日国友の会

ゆうどくしょくぶつ【有毒植物】

読者カード 用例 2025年09月11日 公開

2025年06月24日 makuneさん投稿

用例:有毒植物は十餘種あり流石の糜鹿も之を忌避して食せざる爲其生育佳良なり又たらの如く刺針を有するもの約十種かりかねさうの如く特異なる臭氣を有するもの約六種ありて此等は有毒植物同樣鹿害を免る。〔天然紀念物‐金華山島の植物〈京道信次郎・加藤鐵治郎〉〕
『宮城縣史蹟名勝天然紀念物調査報吿 第七輯』 1932年3月
語釈:〔名〕アルカロイドなど人体や家畜に有毒な成分を含んでいる植物の総称。一般には有毒菌類も含めるが狭義にはこれを除いて高等植物だけをさす。ウルシ・イラクサなどは皮膚炎を起こし、矢毒トリカブトをはじめケシ・チョウセンアサガオ・ヒガンバナなどは麻痺毒となる。ジギタリスやキョウチクトウなどは少量を適用すれば心臓の働きを強めるが、多量に用いると心臓がとまってしまうほど激しい毒性をあらわす。また、タバコの毒性はよく知られており、ほかにも食中毒を起こすような植物がある。有毒植物には同時に薬用植物となるものもある。

コメント:既投稿例より古い。

編集部:2011年6月18日付けで、古書人さんに、柘植・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますが、5年さかのぼります。

著書・作品名:宮城縣史蹟名勝天然紀念物調査報吿 第七輯

媒体形式:その他

刊行年(月日):1932年3月

著者・作者:

掲載ページなど:146ページ2行目〔『宮城県史蹟名勝天然記念物 3』、1982年11月20日発行〕

発行元:国書刊行会