日国友の会

さらやしき【皿屋敷】

読者カード 用例 2026年11月07日 公開

2025年06月10日 古書人さん投稿

用例:〇播州巡覧圖會に云、皿屋敷(サラヤシキ)の世話は児女子の口にのみ殘りて書傳へたる物なし、〔一〕
『雲錦随筆』 1862年 暁 鐘成
語釈:〔名〕女中が主家秘蔵の皿を破損して自殺し、または惨殺され、その亡霊が現われて皿の枚数を悲しげに数えるという巷説(こうせつ)。場所は、江戸の番町や牛込、播州、雲州松江など諸説ある。演劇の好材料として、為永太郎兵衛・浅田一鳥作の浄瑠璃「播州皿屋敷」のほか、金井三笑・奥野瑳助作「女夫星逢夜小町(めおとぼしあうよこまち)」、三世瀬川如皐作「実成金菊月(みのりよしこがねのきくづき)」、河竹黙阿彌作「新皿屋鋪月雨暈(しんさらやしきつきのあまがさ)」、岡本綺堂作「番町皿屋敷」などの歌舞伎脚本に脚色された。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。

著書・作品名:雲錦随筆

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1862年

著者・作者:暁 鐘成

掲載ページなど:14ページ9行目(「日本随筆大成 第二巻」、1927)

発行元:吉川弘文館