日国友の会

といやば【問屋場】

読者カード 用例 2026年11月02日 公開

2025年05月25日 古書人さん投稿

用例:[長楽]そんなら斯しましよ。そこの問屋場(トイヤバ)までござりませ。わしが人そくとつて進ぜませう〔初編〕
『滑稽江嶋家土産』 1809年 十返舎一九
語釈:〔名〕江戸時代、宿駅で人馬の継立などをする事務所。その位置は、宿駅の中央に一か所ある場合や、上下に一か所ずつ、または上中下三か所にあるなど、各宿によって異なる。ここを主宰するのは問屋役で、年寄役がこれを補佐し、その下役に帳付、馬指・人足指・小指などがあった。とんやば。駅亭。問屋。伝馬所。

コメント:「といやば」の確例です

編集部:確例としては、歌舞伎『染繮竹春駒』(1814)の例よりも5年さかのぼります。

著書・作品名:滑稽江嶋家土産

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:十返舎一九

掲載ページなど:33ページ6行目〔古典文庫451『江の島土産・一九之記行』、1984〕

発行元:古典文庫