日国友の会

ひいん

読者カード 項目 2026年11月02日 公開

2025年05月24日 古書人さん投稿

用例:大木戸高繩をうち過品川にさしかゝれば。はや旅のきて長持人足のうたいさましく。三度飛脚(さんどひきやく)の馬の鈴シヤンシヤン[馬]ヒイン[馬のへ]ブウブウブウ[くわんをんまへのちや屋の女]おやすみなおやすみな。〔初編〕
『滑稽江嶋家土産』 1809年 十返舎一九
語釈:〔副〕(多く「と」を伴って用いる)馬のいななく声を表わす語。ひん。〔cf.小野正弘編『日本語オノマトペ辞典』〕

コメント:動物の鳴き声の表現方法は微妙だと思います。馬は「ひん」として見出し語となっていますが、この事例では「ひいん」となっています。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。

著書・作品名:滑稽江嶋家土産

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1809年

著者・作者:十返舎一九

掲載ページなど:16ページ3行目(古典文庫451『江の島土産・一九之記行』、1984)

発行元:古典文庫