日国友の会

すみだ【隅田】

読者カード 項目 2025年08月17日 公開

2025年05月20日 makuneさん投稿

用例:時気暖和にして四方八方之桜花満開いたし候由就ては一日墨陀辺へ遊歩致度存候〔下編・往復略文〕
『改正 小学作文方法』 1877年5月 林多一郎・中島操
語釈:「すみだがわ(隅田川)」に同じ。

コメント:既投稿例より古い。

編集部:2015年11月11日付けで、古書人さんに、『文藝倶楽部(第拾壱編)』(1895.11.20)の例をご紹介いただいていますが、さらに、18年さかのぼります。「墨陀」とも書かれたわけですね。ちなみに、「隅田川」の語釈は「(古くは「墨田川・墨田河・角田川・住田川」とも表記された)〔一〕東京都東部を流れる荒川の分流。古くは東京湾に注いでいた利根川の下流。昭和四〇年(一九六五)の河川法改正以前は荒川の下流をさした。一般には墨田区鐘ケ淵から下流、または荒川から分流する北区岩淵から下流をいう。江戸時代はシラウオ・アサクサノリが採れ、交通路としても利用。沿岸は明暦の大火(一六五七)以後発展。関東大震災(一九二三)以後多数の橋がかけられた。吾妻橋から下流は浅草川(大川)とも呼ぶ。全長二三・五キロメートル。歌枕。都川。墨水(ぼくすい)。澄江(ちょうこう)」となっています。

著書・作品名:改正 小学作文方法

媒体形式:その他

刊行年(月日):1877年5月

著者・作者:林多一郎・中島操

掲載ページなど:75ページ6行目〔『新・日本古典文学大系 明治編 11「教科書 啓蒙文集」』、2006年6月29日発行〕

発行元:岩波書店