日国友の会

さつ【薩】

読者カード 項目 2026年11月01日 公開

2025年05月20日 古書人さん投稿

用例:また近江の僧海量、薩(サツ)の鹿児島にありし時、鬼界(きかい)島より來りて仕ふる人の、老病にて歸郷し醫藥保養したきよしを乞ふを見て、〔一〕
『茶山翁筆のすさび』 1836年 菅 茶山
語釈:「さつま(薩摩)【一】(一)」の略。

コメント:薩摩の略の事例で遡ります

編集部:2021年3月16日付けで、『明治発達史 全』(1911)の例をご紹介いただいていますが、さらに、75年さかのぼります。ちなみに、「薩摩【一】(一)」の語釈は「九州南部、鹿児島県西半部の旧国名。西海道一一か国の一つ。古代は隼人(はやと)族の居住地。鎌倉時代に島津氏が守護となり、江戸時代は一国一藩を形成。廃藩置県後、鹿児島県に編入。薩州」となっています。

著書・作品名:茶山翁筆のすさび

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1836年

著者・作者:菅 茶山

掲載ページなど:77ページ後ろから6行目(「日本随筆大成 第一巻」、1927)

発行元:日本随筆大成刊行會