日国友の会

かいじ【解事】

読者カード 用例 2026年06月04日 公開

2025年05月13日 ubiAさん投稿

用例:この主人公は誰か知らぬが、とにかく珈琲における解事の士で、自ら炒り且つ挽く域に達してゐたに拘らず、門前の小僧たる車夫は、習はぬ経を読むに至らなかつたと見える。
『珈琲』 1968年 柴田宵曲
語釈:〔名〕物事の本質や道理をよく心得ていること。

コメント:第二版の用例(1944)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。331ページに「初出は、『秋田魁新報』昭和四十三年一月四日から四月五日まで、九十三回の連載。」とあります。

編集部:第2版では、森銑三『書物』(1944)からやはり「解事の士」の例が添えられていますね。

著書・作品名:珈琲

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1968年

著者・作者:柴田宵曲

掲載ページなど:47ページ13行目〔明治風物誌 二〇〇七年八月十日 第一刷発行〕

発行元:筑摩書房