日国友の会

さんせん【三遷】

読者カード 用例 2026年10月27日 公開

2025年05月09日 古書人さん投稿

用例:是全く親の育やうにて、子も出世なしたるなれば、孟子の三遷(セン)とて子を養育する鑑とはなれり、〔子の育樣善惡の主意〕
『富貴の地基』 1774年 壮健翁 樋口万蔵
語釈:「さんせん(三遷)の教(おし)え」に同じ。

コメント:解釈2に辞典しか事例がないので

編集部:第2版では、漢字仮名交じり文の例を添えることができませんでした。ちなみに、「三遷の教え」の語釈は「(「列女伝‐母儀鄒」か)孟子の母が、孟子を教育するために、より適した環境を求めて三度その居を変えたこと。転じて、母が子を教育するのに用意周到であることのたとえ。孟母三遷。三遷」となっています。

著書・作品名:富貴の地基

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1774年

著者・作者:壮健翁 樋口万蔵

掲載ページなど:163ページ4行目(「通俗經濟文庫 巻六」、1916)

発行元:日本經濟叢書刊行會