日国友の会

ぬりあげ【塗上】

読者カード 用例 2026年10月27日 公開

2025年05月07日 古書人さん投稿

用例:かねて思ひよりし細工有て、檜板を買廻し、雛のたんす長持、或は御厨子黑棚(くろだな)、さまざまの小ざいく塗上(ヌリアゲ)まきゑ銅物まで、〔職人の主意〕
『富貴の地基』 1774年 壮健翁 樋口万蔵
語釈:〔名〕(1)塗りをすっかり仕上げること。また、その仕上がった様子。

コメント:解釈1に近世の和文例がないので

編集部:漢字仮名交じり文の例としては、小栗風葉『青春』(1905-06)の例よりも132年さかのぼることになります。

著書・作品名:富貴の地基

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1774年

著者・作者:壮健翁 樋口万蔵

掲載ページなど:141ページ6行目(「通俗經濟文庫 巻六」、1916)

発行元:日本經濟叢書刊行會