日国友の会

おやかたこんじょう【親方根性】

読者カード 項目 2026年10月23日 公開

2025年05月03日 古書人さん投稿

用例:或は仕付まい為ばかり引負して、勘定が立ぬと請人へあづける親方根性(オヤカタコンジャウ)、中にもしんまへものゝ奉公人、禮奉公せし上は暖簾もらひ出やうと、樂しみきつて舊功せしものを、〔同不出世の商人〕
『富貴の地基』 1774年 壮健翁 樋口万蔵
語釈:親方にありがちな、計算高く保身的な性質。

コメント:解釈3の事例で遡ります

編集部:ここは、けちな性格をいっているので。「根性3」の「苦しみや困難に耐え、事を成し遂げようとする強い気力。根気」の例にはしがたく、むしろ「親方根性」で一語とみなし、「〜根性」でマイナスの意味合いをもたせた方がわかりやすいかもしれません。

著書・作品名:富貴の地基

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1774年

著者・作者:壮健翁 樋口万蔵

掲載ページなど:122ページ5行目(「通俗經濟文庫 巻六」、1916)

発行元:日本經濟叢書刊行會