日国友の会

いちにんきょをつたうればせんにんじつをつたう【一人虚を伝うれば千人実を伝う】

読者カード 項目 2026年10月23日 公開

2025年05月02日 古書人さん投稿

用例:貫膿の上らぬ疱瘡にのませしに、かるう仕課せしなどゝ、一人(ニン)虚(キョ)を傳(ツタ)ふれば千人(ニン)實(ジツ)を傳(ツタ)ふ習ひ、なんなりとも耳新らしい事をいひふれるもの多く、〔同不出世の商人〕
『富貴の地基』 1774年 壮健翁 樋口万蔵
語釈:「いちにん(一人)虚(きょ)を伝(つた)うれば万人(ばんにん)実(じつ)を伝(つた)う」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「一人虚を伝うれば万人実を伝う」の語釈は、「一人がうそを言いふらすと、これを聞いた大勢の人が事実として言いふらす。一犬(いっけん)影に吠(ほ)ゆれば万犬声に吠ゆ」となっています。

著書・作品名:富貴の地基

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1774年

著者・作者:壮健翁 樋口万蔵

掲載ページなど:119ページ後ろから3行目(「通俗經濟文庫 巻六」、1916)

発行元:日本經濟叢書刊行會