日国友の会

じょち【除地】

読者カード 用例 2025年06月19日 公開

2025年04月13日 makuneさん投稿

用例:扨此寺の當貴を見るに付て、おもひめぐらすに、我敝邑の寶藏寺といふも同じ文字の寺號、除地も同じ除地なるに、今此所の寶藏寺は、山林民家を抱へたる數十町の大寺也。
『東行話說』 1760年 土御門泰邦
語釈:〔名〕(1)江戸時代、朱印地(しゅいんち)、黒印地(こくいんち)などで、何らかの理由により幕府、諸藩から免租を認定された土地。社寺の境内などがこれにあたる。朱印地に次いで重要な地であり、墓所、死馬捨場などの見捨地とは異なる。のぞきち。よけち。

コメント:第二版の用例より古い。

編集部:第2版では、『地方凡例録』(1794)の例が早いのですが、さらに、34年さかのぼります。

著書・作品名:東行話說

媒体形式:その他

刊行年(月日):1760年

著者・作者:土御門泰邦

掲載ページなど:79ページ上段8行目〔『隨筆百花苑 第十三卷』、1979年11月20日発行〕

発行元:中央公論社