日国友の会

ひししょくぶつ【被子植物】

読者カード 用例 2026年10月12日 公開

2025年04月03日 古書人さん投稿

用例:是レ種子植物ヲ裸子植物 Gymnospermen 及ヒ被子植物 Angiospermen ニ大別スル所以ナリ、〔第一章〕
『薬用植物学講義』 1895年 下山順一郎
語釈:〔名〕種子植物門の一亜門。雌しべをもち、胚珠が心皮に包まれる。茎は真正中心柱または不整中心柱で木部には導管があって、主要素をなしている。有性生殖は、植物体(複相)にできた花の雌しべ(大胞子嚢)と雄しべ(小胞子嚢)の中で生殖母細胞の減数分裂によって単相の卵子と花粉をそれぞれ形成し、受粉、受精、種子形成、種子散布、発芽のおのおのの段階を経て、新たな個体をふやす。無性生殖は、株分け、副芽形成等によって母体から離れる方法による。この仲間は単子葉類と双子葉類の二綱に分けられ、中生代のジュラ紀以降急速に発達して来た群と考えられている。独立の門とする考え方もある。

コメント:より古い和文例です

編集部:2022年7月17日付けで、ubiAさんに、長尾正人訳『遺伝学概論』(1927)の例をご紹介いただいていますが、さらに、32年さかのぼります。

著書・作品名:薬用植物学講義

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1895年

著者・作者:下山順一郎

掲載ページなど:41ページ1行目(「前期医学科講義録」)

発行元:明治講医会