日国友の会

うわきもの【浮気者】

読者カード 用例 2026年10月07日 公開

2025年03月20日 古書人さん投稿

用例:献た酬た間か手もとか減な覆な飲やうたへや、一寸先の闇に目の見えぬ、輕浮子(ウハキモノ)につかひ捨よといふにはあらず、〔序〕
『珍寶山金のなる木』 1796年 闇の夜鐵砲庵滅法彌八
語釈:〔名〕うわついて落ち着きのない人。考えが浅い、そこつな人。気まぐれに他に心を移しやすい人。多情な人。また、陽気な性質の人。うわきもん。

コメント:「うわきもの」の確例です。全くの当て字の事例でもあります

編集部:語釈中「考えが浅い、そこつな人」の用例にあたりますが、「うわきもの」という言葉自体、相当に多義的だったので、あえて意味を限定する漢字を当てたとも考えられますね。

著書・作品名:珍寶山金のなる木

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1796年

著者・作者:闇の夜鐵砲庵滅法彌八

掲載ページなど:305ページ後ろから4行目(「通俗經濟文庫 巻五」、1916)

発行元:日本經濟叢書刊行會