日国友の会

えんぷし【塩麩子】

読者カード 項目 2026年09月15日 公開

2025年02月03日 古書人さん投稿

用例:みとり萩 一名を狐のしやくしやうといふ葉鹽麩子のごとくにして五葉七葉相對して枝につく〔萩の名をつきたる草の事〕
『秋はぎの譜』 1775年 横山 潤
語釈:〔名〕「ぬるで(白膠木)」の漢名。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。ちなみに、「白膠木」の語釈は「ウルシ科の落葉小高木。各地の浅い山野や丘陵地に生える。高さ五メートルぐらい。葉は長さ三〇センチメートル内外の奇数羽状複葉で七~一三個の小葉からなり、中軸に翼がある。小葉は長さ五~一〇センチメートルの楕円形で縁に粗い鋸歯(きょし)があり、裏に黄褐色の毛を密生する。雌雄異株。夏から秋にかけ、枝先に長さ約三〇センチメートルの円錐状に密集した黄白色の小さな五弁花を開く。果実は扁球形、赤く熟して白粉を生じ塩辛い。葉にできる虫こぶを五倍子(ふし)といいタンニンの原料として薬用、染料、インク製造などに用いる。またシイタケの培養原木や護摩木にも使う。葉は秋に紅葉し、ぬるでもみじという。漢名、塩麩子・塩麩木・五倍子樹。ふしのき。かつのき。かつかど。かちのき。かつぎ。かえのき。のでぼ。ぬるでのき。ぬりでのき。ぬりで。ぬで。学名はRhus javanica」となっています。

著書・作品名:秋はぎの譜

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1775年

著者・作者:横山 潤

掲載ページなど:25ページ後ろから1行目(「随筆文學選集」(第十二巻)、1927)

発行元:書齋社