日国友の会

そうさつ【相殺】

読者カード 用例 2026年09月15日 公開

2025年01月31日 古書人さん投稿

用例:大江山鈴鹿など山賊の巣窟となる近國すら如是況んや遠國をや諸國には私の遺恨によつて相殺の事絶ず〔上巻〕
『漫畫随筆』 1767年 鈴木煥卿
語釈:〔名〕(1)互いに殺し合うこと。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:「そうさい」の例としてご紹介いただきましたが、ここは文字通り互いに殺し合うことの意味ですので、確例ではありませんが「そうさつ」と読むべきところです。第2版では、室生犀星『続あにいもうと』(1934)の例が添えられていますが、さらに、167年さかのぼります。

著書・作品名:漫畫随筆

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1767年

著者・作者:鈴木煥卿

掲載ページなど:403ページ3行目(「随筆文學選集」(第十一巻)、1927)

発行元:書齋社